和装小物の意味をご紹介☆
KOTOWA京都中村楼のブログをご覧の皆さまこんにちは。
和装の際に胸元を彩る小物たちの意味を皆さまご存知でしょうか?
じつはこの小物たちには素敵な意味が込められています。
着物の胸元にある四角い小物は筥迫(はこせこ)といいます。
これは江戸時代に武家の女性が鏡や香水、懐紙などを入れていたもので、
今で言うところの化粧ポーチのようなものです。
筥迫は「私は夫以外の男性に染まりません」という一途な思いが込められています。
帯の左側にある布で出来た袋状のものは懐剣といいます。
中には短剣がはいっており、魔よけの意味が込められています。
「自分の身は自分で守ります」という自立した女性の意思も込められています。
小さな扇子は末広といいます。
開いたときに先が広がることから、末広がりは「末永く続く幸せ」という
おめでたい意味が込められています。
昔は「心を契る」という意味も込められていたようです。
皆さま、和装小物たちが表すステキな意味を知って、
スマイルな結婚式を楽しんで下さいね♪